埼玉に暮らして5カ月目です

皆さんは、埼玉県にどんなイメージをお持ちでしょうか。個人的な話になりますが、ライターである私は縁あって、昨年12月に遠方から埼玉に移り住みました。全く初めての土地で、手元の情報も限られる中「きっと住みやすいはず」と思えたのには理由があります。

それは、コメディ映画「翔んで埼玉」を受け入れ、面白がる大らかな県民性です。自分の住む県をネタにされても、怒るどころか、地域で上映会を開くなど、この映画を好む人が少なくないという事実が安心感を与えてくれました。

そして、暮らし始めて感じたのは、埼玉には年齢問わず自分のまちに愛着を持っている人が多いことです。広く見渡したり、たくさんの人に話を聞いたりしたわけではありませんが、当たっている気がしています。

移住後、私は「彩ニュース」のスタッフとなり、女性を中心に、埼玉で暮らし、働き、楽しむ人たちの声を直接聞くことができる立場に恵まれました。取材を重ねていけば、これまでの県民イメージの答え合わせもできそうで、とても楽しみです。

まだ埼玉の市町村名や位置も把握しきれていない“新入り県民”ですが、だからこそ気付けることもあると信じ、全力で記事づくりに取り組んでいきたいと思っています。

2021年5月
彩ニュース編集部