秩父郡小鹿野町にある「みどりの村」は、自然の中で楽しめる農林公園です。
その中にあった農産物直売所が2017年にリニューアルオープンし、「村カフェ」となりました。
内装やメニューにこめたオーナーの思い
村カフェをリニューアルオープンさせたのは、内田初美夫妻。内装は全てご主人の手作りです。「地元の材料を使用することで地域支援につながれば」と、秩父産の杉やサワラを使っています。
「だれでも立ちよりやすいように」カレーやピラフは各500円、コーヒーは100円です。
「RVパークみどりの村」の目的とこだわり
村カフェに隣接する「RVパークみどりの村」も内田夫妻が経営しています。
RVパークとは、一般社団法人日本RV協会(神奈川県横浜市)が定めた条件を満たす車中泊施設のこと。全国に200カ所以上あります(2021年10月5日現在)。
「秩父の景色が好きで、埼玉県にRVパークが1件も無かった」ことがRVパークを開設するきっかけだったそうです。
「今後は、さまざまなイベントを開催しながら宿泊者と地域の方々との交流を深めていきたい」と内田夫妻。災害時にはRVパークみどりの村を地域住民の避難場所として利用してほしいそうです。
◆取材を終えて 村カフェやRVパークの、地域へ対しての取り組みや思いを伺いうれしくなりました。 近年、車中泊ブームとなっていますが、中にはマナーを守らない人がいるのも悲しい事実です。マナーは守りたいものですね。 内田夫妻は伊豆黒根岬でもRVパークを経営されています。そちらにも遊びにいきたいと思いました。 取材日:2021年9月25日 田部井斗江