小さな発見にワクワク

19都道府県の緊急事態宣言と8県のまん延防止等重点措置が9月30日に解除されました。新型コロナウイルスの感染対策に配慮しながらですが、やっと日常生活を取り戻すことができるようになりました。

私はさっそくJAXAの「筑波宇宙センター」(茨城県つくば市)の見学を予約しました。日本の宇宙開発の中枢を見てみたかったのです。

前日の夕方出発し、駅そばのビジネスホテルに宿泊。筑波研究学園都市の雰囲気を感じたくて、朝食前に周囲を歩きました。筑波山を望む一面の平地に、近代的な建物が点在。緑豊かな環境です。

最初に目を引いたのは、歩道に掲げられた「Robot zone ロボット実験区間」の看板。「この歩道にはロボットが通ることがあるのでご注意ください」といったことが書かれていました。さすが!研究学園都市です。小さな発見。これだけでワクワクしてしまう私です。

近くには、私でも名前を知っているようなロボット・IT企業がありました。残念ながらロボットに出合うことはできませんでしたが、また一つ新しい視点が加わりました。今後は産業ロボット関連のニュースを、より親近感を持って聞けるようになりそうです。

やはり出かけてみると、小さな発見があるものです。せっかく命をいただいてこの世に生まれてきたのだから、心でいろいろ感じたい――その思いに私はいつも背中を押されている気がします。

彩ニュースの記事には、各ライターの心が動いた人物やスポットが多数登場しています。その思いが読む方たちの心に届き、「読んでよかった」と思っていただけたらうれしいです。

2021年10月
彩ニュース編集部