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勉強から学問へ。クワイの可能性を信じて(大学院生 田村芽夕)
「クワイ」という野菜をご存じですか? 昔はおせち料理に欠かせない食材であり、江戸時代には飢饉(ききん。食べ物が欠乏して人々が飢え苦しむこと)の際に農家を助けたともいわれる野菜です。あるときクワイのことを知り、一時は就職し […] -
やってみたら人生は変わる(公認スポーツ栄養士 小嶋理恵子)
食と栄養の専門職として、人々の健康にかかわっていく管理栄養士(国家資格)。さらに専門的な知識と技能を持つ管理栄養士への道も開かれています。そうした流れの中で、「公認スポーツ栄養士」として、全日本アスリートチームの栄養サポ […] -
「助けて」って言っていいよ(教育ソーシャルワーカー 深澤英恵)
子どもが社会に出て、しあわせにやっていけるよう、親は心をくだきます。でもそれがときに親子で食い違い、あつれきを生んでしまうことも。教育ソーシャルワーカー深澤英恵さんは、青年期にあらわれる親子の問題に寄り添い、何度も丁寧に […] -
思い通りにならなくても切り替えて楽しむ(地域プロデューサー 井原愛子)
今、日本の森が抱える問題をご存じですか? 昭和30年代、住宅需要を見込んで大量に植林されたスギやヒノキなどの人工林は、今や森の4割を占めています。その中には、適切に管理されず放置されているところもあり、土砂崩れや洪水が起 […] -
三重苦の日々。好転できたのは、外に目を向け行動したから (経営者 山口由美)
素顔の自分をさらけ出し、飾らない人柄の山口由美さん。子どもたちの病気、認知症の介護、農業、と苦労の連続だったにもかかわらず、心折れることなく人生を好転できたのは、内向きに縮こまるのではなく、視点を外に向けたから。由美さん […] -
キーワードは“笑顔”(ヒーロープロダクション代表・NPO代表理事 清水智恵子)
一つはご当地ヒーローの活躍を後押しする団体、もう一つは認知症への理解に向けて活動する団体。清水智恵子さんは、この全く内容の異なる二つの団体を立ち上げ、代表を務めています。今に至るまでにはどのような経緯があったのでしょう。 […] -
マーケットでまちを変える(建築家 鈴木美央)
「マーケット」と聞くと何を思い浮かべますか? スーパーマーケット、金融マーケットなどを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、今回お話するマーケットとは、海外のストリートマーケットのように、道や広場に出店が立ち並び、月に1 […] -
デジタル社会において誰一人取り残さない(ITコーディネーター 小林玲子)
ドイツで周りの生徒についていくため、涙をこらえて必死で勉強した少女が、ひょんなことからパソコンに夢中になり、パソコンの楽しみ方を教える人気講師になりました。その活躍は講師にとどまることなく、ITコーディネーターとして企業 […] -
「選んだことを正解にする」という生き方(ブランドアンバサダー 吉川由美)
ウイスキー「イチローズモルト」を生み出し、今や世界的にも高い評価を受けている秩父蒸溜所(株式会社ベンチャーウイスキー。肥土伊知郎社長)。その「グローバルブランドアンバサダー」を務める吉川由美さんは、2019年に「世界のウ […] -
人との関わりを大事にすることが未来をひらく(車いすテニス選手 田中愛美)
高校時代、たくさんの友人に囲まれ、学校生活を心から楽しんでいたある日、けがで車いす生活となった田中愛美さん。そんな状況から東京2020パラリンピック競技大会という大舞台に立つまでにいたった彼女の“ありのままの姿”を知りた […]